一個人の自己満ブログサイト女性向きの為、BL・801要素が殆どです。苦手な方はご注意ください。
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取扱ジャンルは、DRRR!!/臨帝中心・帝人受けです。
また、各関連企業様、出版社様、原作者様とは、一切関係ございません。
お久し振りです。
更新をすっかりサボっていて申し訳ありません。
今、ちょっと違うジャンルに偏っていたのと、SSがかけない状態が続いてましてorz
少しずつ回復しているのですが・・・なんか、下手になっているんですよね。
今回は、リハビリを兼ねているので、短いです。
臨帝を久々に書いたので、変かもしれません;
一応、遅くなりましたが、バレンタインねたになっています。
では、短いですが失礼します。
***
更新をすっかりサボっていて申し訳ありません。
今、ちょっと違うジャンルに偏っていたのと、SSがかけない状態が続いてましてorz
少しずつ回復しているのですが・・・なんか、下手になっているんですよね。
今回は、リハビリを兼ねているので、短いです。
臨帝を久々に書いたので、変かもしれません;
一応、遅くなりましたが、バレンタインねたになっています。
では、短いですが失礼します。
***
ほしいのです!
「ギブミー、チョコー!」
ドタドタと聞こえてきた音に、はっとし振り返ると迫り来る強敵に対し思いっきり鞄を振り上げた。そして、そのまま顔へと思いっきりぶつけた。
相手は、気持ちが良いぐらいに顔に鞄をめり込ませ、地面へと倒れ伏した。
「ったく、背後から襲ってくるな、変態!」
「うう、酷いよ、酷すぎるよ、帝人君。」
「アンタが、気持ち悪い言葉を発しながら、変なオーラで近付いてくるから身体が勝手に反応するんでしょうが!」
「それは、愛の力だね。」
「人の話を聞けよ、外道!」
「ははは、なんて可愛い愛情表現なんだ。」
「・・・やってらんない。」
ほっといて行こうと背を向けた瞬間、肩を行き成り掴まれた。
「何してるんですか?」
離してくださいとジト目で訴えるが、相手はにこやかにこう答えた。
「いやあ、愛しいの帝人君からまだチョコを貰ってないと思ってね。」
だから、頂戴。
そういって差し出された手を冷めた目で見遣り、そして、ぱしりと手を叩いた。
「冗談。誰が、あげますか。」
「ええ、だって、静ちゃんや正臣君たちにはちゃんとあげてるくせに!」
「な、覗き見してたんですか!」
「酷いじゃないか、俺だけ除け者なんて。」
貰うまで、一生付きまとってやる。
そう、ぶーぶーと文句を垂れる子供の様な相手に心底げんなりした。
が、しかし、このままではもっと疲れるだけだ。
何か言い方法は無いものか、考えを巡らせ一つの案が閃いた。
帝人は、まだ駄々を捏ねる大人に向かってニッコリ微笑むと、手を出せと指示した。
「何で?」
ののじを書きそうな勢いの相手に、いいからと満面の笑みで答える。すると、いぶかしみながらも手を差し出す。それを確認するや否や、帝人の手が勢いよく重なった。
パシリ。
小気味良い音が響いた。
「えっと、帝人君?」
これは、何?
今一飲み込めない相手に、帝人は占めたとほくそ笑んだ。
「だから、今あげましたよ。」
チョコをあげた気分を上げました。
そう宣言すると、勝ち誇ったように笑いそしてくるりと反転すると、上機嫌にその場を去ろうとした。
が、相手は一枚上手だと言う事を忘れていた。
「み、か、ど、くーん。」
相手も上機嫌に帝人の腕を取ると、ニンマリと笑んだ。
「いやあ、チョコじゃなくて帝人君本人がプレゼントだ何て、臨也、吃驚。」
嬉しいよ。
と、気持ち悪いほどのハーツを飛ばし、有無を言わさぬ強さで相手を引っ張ったまま歩き出した。
「ちょ、違います!何勘違いしてるんですか!」
「照れなくていいよ。」
「ほんとに、違いますって!」
「あはは、今日は一杯楽しもうねー」
「この、人攫いが!人の話をちゃんと理解しろー!」
帝人の並行は虚しく、相手に引き摺られていかれるのであった。
「あ、ありないいいいー!」
帝人の悲鳴が、今日も、木霊した。
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